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お知らせ

ドローンレスキューマップで世界の防災情報を共有

世界でのドローン活用事例

今年も日本では「令和2年7月豪雨」をはじめ、大雨による災害により大きな自然被害を受けました。豪雨災害により、犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災されました方々に心よりお見舞いを申し上げます。

近年、世界中で発生する自然災害への防災や被害状況の確認のため、ドローンの活用が活発化しています。日本の焼津市では、ドローンを活用し車両や人間では到達することのできない現場で、ドローンを使い書道対応や応急復旧の対策に活用しています。これ以外にも、日本の多くの県や市区町村で災害発生時に備えてドローンを活用しようという団体が増えています。

今回の記事は世界中の災害や危険から、ドローンを使って人命救助した事例を集めているサイト「DJI Drone Rescue Map」をご紹介します。このサイトでは世界中の災害現場でどのようにドローンが活用されているのかの情報を共有することができます。

ドローンレスキューマップ

DJIは世界中で危険を伴った事例にドローンがどのように活用化されたかを示す、ドローンレスキューマップを作成しています。現在サイト内には400人以上の人々がドローンによって人命救助された情報が更新されています。今後ともDJIは救助隊の提供するニュースやソーシャルメディアなどを基に情報を更新していきます。これらの情報の中にはDJI社製のドローンだけではなく、他のドローンメーカーが救助に携わった事例も含まれているため、より包括的な情報を得ることができます。

それではさっそくアメリカでのドローンの活用例に見ていきましょう。まずは「North America」をクリック。


そうするとアメリカ各地でドローンが救助に利用された情報が出てきます。検索ボックスに「fire(火事)」や「mountain(山)」などのようにワードから検索することや、地図上で場所を指定し活用事例を確認することができます。事例をクリックすると情報(場所・日付・説明・情報元)を閲覧することができます。

それではサイト内の事例を確認してみましょう。

下記の事例では以下のように述べています。


トピック:ドローンのサーマルカメラによって大人と3人の子供を救助
場所:アメリカ・バージニア
救助人数:4人
日付:22020年7月14日
記述:船上に乗っている大人1人と子供3人が行方不明という報告がありました。消防は温度を感知できるサーマルカメラ搭載のドローンを使い、無事に全員を見つけ出すことができました。

他の事例には日本の豪雨時の災害現場でも活用可能な報告もあります。

トピック消防隊のドローンが洪水にのまれた車の中に人が乗っているのを発見
場所:アメリカ・ミズーリ
救助人数:1名
日付:2018年3月27日
記述:夜間、橋の上を運転していた男性が荒れ狂う洪水により立ち往生。地元の消防は新型のドローンを使用しこの男性を発見し、現状の把握を行いレスキュー隊にガイドを行った

これらの記述情報だけでは不十分なのでより詳細な情報を「Links to more coverage(より多くの方法へのリンク)」から得ることもできます。英語以外の場合もありますが、これにより世界ではどのようにドローンを利用し人命救助に使われているのか情報を得ることができます。

おわりに

DJIは世界のニュースやソーシャルメディアから災害時にドローンが使われた内容を探し更新していますが、残念なことに日本にてドローンが活用され人命救助に成功した事例の掲載はまだありません(2020年8月3日現在)。日本人にとって難点となるのは全て英語ということですが、自らドローンの災害時の使用案件をフォームから投稿することも可能です。もしドローン救助の実案がある場合には、このサイトのフォームに記載し自ら投稿していてはいかがでしょうか。災害の多い国、日本ならではのドローン活用方法を世界へ伝えることは、世界にとっても貴重な情報となります。